留学生
日本に来て大学で勉強していた頃、住環境に興味を持ち、その研究を志すようになりました。調べたら奈良女子大学で内モンゴルの住環境の研究をしている研究室があったので、他大学から奈良女子大学の修士課程に進学しました。それに修士課程から博士課程のことを考えて、研究計画を立てる博士課程まで一貫した教育を受けるため、奈良女子大学は私にとって迷いのない選択でした。
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留学生
小さい頃から日本のアニメ・漫画・ドラマなどをみることが大好きで、色々な本、TV番組を鑑賞しました。そこで日本の言語、文化、生活習慣などを少し理解しました。大学時代は外国語の選択で日本語を選びました。大学卒業後、日本へ留学する願望が強くなり、先輩の紹介で奈良女子大学の生活環境学部の研究生として入学しました。本学の修士課程修了後、博士後期課程に進学しました。
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社会人学生
現在の職務を支える幅広い知見を得たり視野を広げたりできて自己研鑽が進み、自分の職場(教育環境領域)に還元していきたいと考えて進学いたしました。
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社会人学生
じっくりと時間をかけて実験、分析し、発表を行うという機会は大学を出ると殆ど無く、日々慌しく過ごしているなかで、もう一度研究の世界に戻りたいと感じたからです。
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留学生
授業には専門性も多様性もあり広い範囲の知識を身につけることができます。論文の指導では指導の先生から指導を受ける以外、年に二度中間発表、年度発表を通じって、住環境学科の全先生方が集まり、各専門から見たご指導をいただいています。また、共に研究に励む院生さんたちのご専門や研究スタイルも多様で、多様な研究方法を知り、心の余裕がある環境で研究を進めていると感じています。
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留学生
研究室では都市計画、子育て支援、高齢者福祉、地域経済、少数民族などの研究がおこなわれており、様々な研究分野や研究方法を知ることができます。研究室のみんなはお互いに習い、共に進んでいます。また、海外の実地調査で色々な人々と物事に出会い、新しい視点を持つようになりました。当地の人々と交流することによってコミュニケーション能力も伸ばせます。社会生活環境学の先生方の講義を受け、専門知識が広がり、学会などに参加する機会も多く楽しい環境が整っています。
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社会人学生
社会人院生として通学など制約が多い中、学生の立場にたちとても温かく受け容れていただいています。研究活動にあたり、多くのご示唆を賜り感謝しています。
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社会人学生
休日にゼミを開いていただけるため、ゼミ生の研究発表を聞く機会もあることが刺激になります。
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留学生
最初、同じ年の友達は就職し家庭を作り、経済的にも精神的にも安定しているのを見て、博士学位とるまでには少なくても5年間がかかるので自分がどうなるのかと不安を感じることがありました。
研究ではフィールドワークの方法論を採用しており、調査にかかる費用は平成22年度科学研究費補助金(基盤研究B、研究代表者:中山徹)「中国・内モンゴル自治区におけるバイシンの間取りの変容に関する研究」、学内の「若手女性研究者支援経費」採択していただきました。生活では、私費外国人留学生学習奨励費(月額 60,000円)を一年間、ロータリー米山記念奨学(月額 140,000円)を2年間もらいました。現地調査でデータの集まりが終わり、一つの論文を載せてから出産し、現在子供が9ヶ月になりました。博士課程に進学してよかったです。 |
留学生
私費留学生でアルバイトをしながら研究を進めていましたが、博士後期課程1年には私費外国人留学生学習奨励費(月額6万円)を一年間もらいました。その後、博士後期課程2年から米山学習奨励費(月額14万円)を一年半間もらい、研究方面では時間的の確保ができ、生活方面でも経済的余裕ができて研究に専念できるようになりました。
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社会人学生
これまで取り組んできた研究や実践的に積んできた経験などは、いかに狭い範囲だったかということがわかり苦悩もありますが、広い視野を得て研究を推進していくためには、指導教官からご紹介いただいた参考文献の一人抄読会を自宅でできる限り行っています。
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社会人学生
研究に関する悩みは、研究室の先輩や先生にアドバイスをいただいています。また、ゼミの同期生なども頼もしい相談相手です。
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留学生
博士号取得を達成し研究者になるまでには時間も体力もかかります。奈良女子大学では女性キャリアを育てるよりよい制度があります。研究と生活を両立するには精神的な余裕が一番大切と思います。私はまだ博士論文を執筆中で、学位取得もこれからですので、最後までやり遂げたいと思っています。
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留学生
研究を進める途中で様々な障害や困難があります。明確な目標と研究テーマを確立して、積極的に常に問題意識を持って努力するが必要です。また、指導教官との相談、研究室メンバーとのお互いの勉強が不可欠です。本を読むことも大事だと思います。自分の研究に関する本だけではなく、面白いと思った本読むことによって表現力、思考力が鍛えられます。
自分の選択した道を柔軟性を持ちながら計画的に一歩ずつ進めば終点まで必ずたどり着くことを信じていく意識が大事だと思います。 |
社会人学生
特に社会人の学生様は、今目の前のことに追われてしまいがちだと思いますが、学び直しの機会は貴重で人生を豊かにします。自分自身のふり返りにも役立ち、問題意識がより高まります。また、大学院は学部生時代より少人数であるからこそ、集中的に習得できることも多く、かけがえのない時間を積極的に味わってみましょう。
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社会人学生
研究の進め方にも様々な方法があることを進学してから知りました。一度、卒業してしまうと、なかなか研究を再開するのは難しいことですが自分次第で社会人との両立も可能だと思います。
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