小川 伸彦 OGAWA Nobuhiko(教授) |
生年 | 1962年 |
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専門 | 社会学、文化社会学 |
キーワード | 文化社会学、文化遺産と社会、聖なるものの社会学 |
研究テーマ | 1)文化財及び博物館に関する社会学的研究 2)E・デュルケ-ムの社会理論の応用に関する研究 |
ひとこと | 社会学とは、人間の幸せのあり方について社会的な変数を重視しながら追求する学問です。この問題に、文化の側面から間接的に迫ることが長年の私のテーマです。具体的には、広い意味での<文化>の構築プロセスと、それが社会に何をもたらすのかに関心をもって研究をすすめています。文化遺産などを題材に、現代社会における<世俗の聖なるもの>のあり方を解明することなどが当面の課題です。 |
所属学会等 | 日本社会学会、関西社会学会、日仏社会学会、日本社会学史学会、デュルケーム/デュルケーム学派研究会、奈良女子大学社会学研究会 |
リンク | 履歴・業績等(ReaD & Researchmap) 研究者総覧 サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ担当コース 学部担当コース |
寺岡 伸悟 TERAOKA Shingo(教授) |
生年 | 1964年 |
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専門 | メディア地域文化論、観光社会学、食と農の社会学 |
キーワード | 文化メディア、観光、食と農、地域メディア、音楽、六次産業化 |
研究テーマ | 1)観光社会学の理論と方法論研究(メディアと観光、食・農と観光) 2)地域メディアと文化形成(コミュニティエフエム) 3)六次産業化・農商工連携・産官学連携とコミュニティの活性化 4)奄美沖縄の音楽文化とアイデンティティ 5)サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソなら学プロジェクトの推進 |
ひとこと | 人間ひとりひとりが、心豊かで楽しく暮らしていけるためには、文化という意味空間の厚み、人間関係の厚み、そして等身大のリズムが生活世界に保たれていることが大切と考えます。しかし、消費社会化、グローバル化、情報化が進むなかで、私たちの生活世界は、一人一人の力や近しい人と共同でマネジメントすることが難しくなっています。こうした厳しい現実を見据えながら、むしろさまざまな外的作用を逆手にとって心豊かで安らぎのある生活世界を築くための実質的・理論的・方法論的貢献を行いたいと考える方、具体的な対象をもとにそれを考えていきたいと思われる方を院生として求めています。ともに学びましょう。 |
所属学会等 | 日本社会学会、関西社会学会、日本社会情報学会、観光学術学会、日本観光研究学会、日本村落研究学会、日本マス・コミュニケーション学会、奈良女子大学社会学研究会 |
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水垣 源太郎 MIZUGAKI Gentaro(教授) |
生年 | 1967年 |
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専門 | 地域社会学、組織社会学、政治社会学、宗教社会学 |
キーワード | 社会ネットワーク、地域社会学、組織社会学、政治社会学、宗教社会学、地方自治、公共政策、アーカイブズ、記録管理、アカウンタビリティ、情報公開 |
研究テーマ | 1)地域社会ネットワークと地方自治の社会学的研究 2)子育てに関するサポート・ネットワークの実証的研究 3)近畿圏の社会人口構造に関する統計的研究 4)行政官僚制組織の組織論的研究 5)アーカイブズと情報公開の国際比較 6)宗教運動とナショナリズム |
ひとこと | 行政官僚制とその社会環境に関心を持っています。近畿圏を主なフィールドとして、地域コミュニティ内外の社会的ネットワークとそれをドメインとする地方自治体の組織行動との相互作用過程を組織社会学的に明らかにし、それを通して、市民的公共性の可能性を探ります。また政府と市民のインターフェースとして情報公開と記録管理にも着目しています。これらはいずれも政治学、経済学、経営学などさまざまな専門分野が学際的に展開している問題領域でもありますので、これらの考え方も取り入れ、統計的分析やフィールドワークを複合的に用いて実証的研究を進めています。 |
所属学会等 | International Sociological Association、The International Institute of Sociology、日本社会学会、政治社会学会、関西社会学会、地域社会学会、「宗教と社会」学会、奈良女子大学社会学研究会 |
リンク |
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林 拓也 HAYASHI Takuya(准教授) |
生年 | 1969年 |
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専門 | 社会学、計量社会学 |
キーワード | 階層・階級意識、職業間距離認知、職業アスピレーション、職業志向、社会階層社会調査法、ミックスモード、ヴィネット調査 |
研究テーマ | 1)職業を指標とした階層・階級意識の次元構造 2)職業アスピレーションに関する計量的アプローチ 3)社会調査における方法論的検討 |
ひとこと | 私が専門にしている計量社会学は、ある社会の状態を、社会調査や統計分析によって明らかにすることを主な目的としています。ばらばらに見える人々の行動や意識も、各個人が所属する集団や社会的環境によって、一定の規則性が見出されることがあります。日常を生きる人々の行動や意識の中に、「社会」による影響は潜んでいるのです。そのことを数量的に整理し明示するのに、調査や分析は有用です。「社会を測る」―― 一見してつかみどころがないようですが、魅力的で挑戦しがいのある大きなテーマのもと、自分の関心のある社会現象を題材として、研究を展開していってもらいたいと思います。 |
所属学会等 | 日本社会学会、数理社会学会、日本行動計量学会、奈良女子大学社会学研究会 |
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高田 将志 TAKADA Masashi(教授) |
生年 | 1959年 |
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専門 | 自然地理学(地形学・地質学・第四紀学) |
キーワード | 自然地理学、地形学、第四紀学、地質学、年代測定学、古環境解析、応用地質学 |
研究テーマ | 1)人類紀の環境変遷史 2)第四系のESR・TL・OSL年代測定 3)ヒマラヤ・南極における第四紀の環境変遷 4)Quaternary Environmental History of the Bhutan Himalaya 5)日本列島における山地地形の発達過程 6)プラントオパールとセルロースの同位体比情報から読む新しい古環境proxyの開発 |
ひとこと | 自然地理学を中心にしつつも、文系・理系の枠に捉われず、周辺学術領域の先端研究に目配りしながら人類紀の自然環境について研究しよう、という学生さんを歓迎します。人間と環境の関連性を意識する点で基本は同じですが、研究テーマは様々なものが対象になり得えます。また、ルミネッセンス/ESR年代測定装置をはじめ各種先端学術ツールを活用した研究の展開も可能です。研究者を目指す人は勿論、とくに中学・高校の教員や測量・防災・環境系コンサルタント会社の専門職を目指す人には、将来に結び付くキャリアアップの場を提供できると思っています。 |
所属学会等 | 日本地理学会、日本第四紀学会、日本活断層学会、American Geophysical Union、The Geological Society of America、日本地すべり学会、人文地理学会、日本火山学会、日本地震学会、日本地質学会、日本地形学連合、東北地理学会、日本自然災害学会、日本堆積学会、日本地球化学会 |
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内田 忠賢 UCHIDA Tadayoshi(教授) |
生年 | 1959年 |
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専門 | 人文地理学、日本民俗学、大衆文化論 |
キーワード | 人文主義、参与観察、風景、都市民俗、生活誌、大衆文化、祭り、地域社会、地域文化 |
研究テーマ | 1)都市生活に関する地理学的・民俗学的研究 2)都市文化史、大衆文化論 3)旅と祝祭の文化誌的研究 |
ひとこと | 博士後期課程は、研究職に就くことを念頭に置きます。したがって、サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ(修士課程)とは異なり、プロの研究者として自覚をお持ちいただくことが肝要です。どの学問分野で勝負するのかを明確にして下さい。ご自分が属する分野の系譜を意識しながら、研究を進めて下さい。私の場合は、地理学や民俗学がそれに当たります(大衆文化論という学問分野はありません)。なお、社会人の方は研究職に就くことが難しいと思いますが、ストレートに進学してきた院生と同様に、精一杯、バックアップいたします。好奇心一杯の院生をお待ちしています。 |
所属学会等 | 人文地理学会、日本民俗学会、日本地理学会、日本文化人類学会、史学研究会、現代風俗研究会、観光学術学会、歴史地理学会、京都民俗学会、世間話研究会、奈良地理学会、奈良女子大学社会学研究会、比較日本文化研究会 |
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吉田 容子 YOSHIDA Yoko(教授) |
生年 | 1963年 |
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専門 | 人文地理学 |
キーワード | フェミニスト地理学、社会・都市・経済地理学 |
研究テーマ | 1)社会空間のジェンダー分析 2)フェミニスト地理学の研究動向 3)高齢者のライフヒストリーにみる空間/場所の経験 4)都市空間の監視と安全 5)女性就業に関する地理学的研究 6)地域労働市場に関する地理学的研究 |
ひとこと | 第二波フェミニズムの影響を受けた海外の女性地理学者たちによって確立された「フェミニスト地理学」が、日本で紹介されるようになったのは1990年前後のことです。だからでしょうか、日本の地理学には「フェミニストによる」研究の出発点がないといわれています。確かに、運動・実践からのスタートではありません。ジェンダー研究にとって、中立な立場から研究対象を見ることは不可能だと私は思っています。人文地理学の研究対象である空間とは、単に社会の「入れもの」ではなく、社会によって構築され、また社会を構築する社会空間です。そこに刻まれた関係性や権力の動きに着目するさいには、クリティカルなスタンスが求められるのです。まずは、「あたりまえ」だと思ってきた日常の生活空間を、少し違った角度から捉え直してみる。ここから、日本の地理学におけるジェンダー研究は始まるのだと思います。 |
所属学会等 | 人文地理学会、日本地理学会、経済地理学会、地理科学学会、日本都市地理学会、立命館地理学会、奈良地理学会、日本女性学会 |
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石ア 研二 ISHIZAKI Kenji(教授) |
生年 | 1965年 |
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専門 | 人文地理学、都市地理学、数理地理学 |
キーワード | 都市地理学、地理情報科学、地理情報システム、 数理モデル、空間分析 |
研究テーマ | 1)地理情報システムを用いた中心地や商業施設の空間分析 2)数理モデルによる中心地理論の再検討 3)都市化・郊外化における居住環境分析 |
ひとこと | 大学院生は「生意気」であってほしいと思います。たとえば教員や先輩にかみつくくらいの。しかし、かみつくためにはご自身の努力と切磋琢磨が必要です。1日1本は論文を読みましょう。それも洋雑誌の論文を。あなたの専門分野の洋雑誌の最新号に、誰のどのような論文が掲載されているか、教員に問われたときに答えられるようにしましょう。そうすれば「生意気」になれます。 |
所属学会等 | 日本地理学会、人文地理学会、経済地理学会、地理情報システム学会、東京地学協会、日本都市地理学会、日本社会学会 |
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西村 雄一郎 NISHIMURA Yuichiro(准教授) |
生年 | 1970年 |
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専門 | 社会経済地理学・時間地理学・「GISと社会」に関する研究 |
キーワード | 社会経済地理学、時間地理学、災害と人間行動、GISと社会、参加型GIS、カウンターマッピング |
研究テーマ | 1)環境・人間と時間・空間に関する研究 2)グローバル化と日常生活に関する研究 3)GISと社会に関する研究 |
ひとこと | グローバル経済の下での社会変化を人々の日常生活の質に着目して分析する研究を行ってきました。人々のさまざまな『生きざま』を知りたいという思いで、研究のフィールドは日本の自動車産業地域から始まり、今ではラオスにたどりつきました。また、最近ではインターネットや携帯電話でも使われるようになったGIS(地理情報システム)などの地理空間情報技術(GIT:Geospatial Information Technologies)が、社会的にどのように利用されているか、GISによる社会参加の新しい形、またそこで生じるさまざまな社会的な問題について、その動向の把握と実践的な研究の両面を進めています。 |
所属学会等 | 日本地理学会、人文地理学会、Association of American Geographers、経済地理学会、日本災害情報学会、地理情報システム学会 |
リンク | 履歴・業績等(ReaD & Researchmap) 研究者総覧 サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ担当コース 学部担当コース |
浅田 晴久 Asada Haruhisa(准教授) |
生年 | 1980年 |
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専門 | 地理学、南アジア地域研究、文化生態学 |
キーワード | 自然環境、災害、農業、技術、文化、モンスーンアジア |
研究テーマ | 1)インド北東部の自然と社会の相互関係 2)気候変動と適応技術に関する研究 3)奈良県内の自然と社会に関する研究 |
ひとこと | 博士後期課程に在籍時は通算2年間、インドの辺境に滞在して調査を行いました。外国人など滅多に訪れない地域に1人で飛び込んで、自然環境から生活文化・風習まで何でも見てやろうの精神のもと、村人たちと充実した毎日を過ごしていました。あのときのフィールドでの濃密な経験が、現在の研究の原動力、そして自分の人生の支えになっていることに疑いはありません。博士後期課程は学生が社会に出る前に、自由に時間を使うことができる最後の数年間になります。その恵まれた機会を存分に利用して、自分にしかできないことを見つけてほしいと思います。 |
所属学会等 | 日本地理学会、人文地理学会、奈良地理学会、地球惑星科学連合、日本南アジア学会 |
リンク | 履歴・業績等(ReaD & Researchmap) 研究者総覧 サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ担当コース 学部担当コース |