奈良県は、文化・歴史・産業などの深い蓄積がある。また奈良県は、大都市近郊から農山村までを含み、まさに日本の縮図といえる。少子高齢化、女性の社会参画、観光・産業振興、文化振興、郷土教育、福祉など、この地域で考えるべきことは多い。
なら学研究センターは、こうした奈良(大和)を、現代社会を読み解く鍵として再評価し、その上に立った課題解決、文化振興の手法、社会技術の開発を、地域の人々と共に研究・実践していく。
(1)サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ
なら学プロジェクトの活動をひきつぎ、奈良の歴史・文化・自然の研究史を回顧・再評価し、奈良・大和を研究した者たちのネットワークを現代的視点から再評価する。そして新しい郷土研究、新しい地域学のモデル形成を目指す。
(2)地域の活性化を目指した産学民共同研究(「
らくらく農法プロジェクト」)を起点に、生活者(とくに女性)視点にたち、都市ー農村の共生を意識しながら、社会課題解決のための調査研究をおこなうとともに、地域内外の様々な人々、組織と共同して、社会技術・社会システムの開発を目指す。
このように
なら学研究センターは、奈良という場所を拠り所としながら、常に、国内の他地域や、社会の成熟化が進み、少子高齢化や地方衰退、文化・社会の変容が進むことが予想されるアジアの諸地域にも資するような研究を意識して取り組んでいく。そのために国内外の機関とも積極的に連携をおこなっていく。
また、本学の「なら学」を教育面で支え、実践している、サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ
なら学プロジェクトとも連携し、なら学教育の充実を図っていく。