
大学院教育の改善、向上をめざす企画です。
教員・院生(いずれも専攻不問)共に参加可能です。
平成20年度

ポスター(.pdf) |
FD研修会
テーマ:「国立女子大の教育戦略」
奈良女子大学大学院人間文化研究科教務委員会共催
大学院教育改革支援プログラム
「女性の高度な職業能力を開発する実践的教育」共催
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日 時 |
2009年2月23日(月)14:00〜17:00 |
場 所 |
人間文化研究科・大会議室 (F棟5階) |
講 師 |
三浦徹氏 (お茶の水女子大学 副学長)
講演テーマ:
「21世紀型お茶大
−文理融合リベラルアーツから「出る杭」へ」
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コメント |
本学大学院生2名 |
概 要 |
お茶の水女子大学(お茶大)の大学院・学部では、この2年間に、文理融合リベラルアーツ科目群、キャリア教育と学生支援GP、AO入試、国際規格のFDなど、計画的かつ積極的な取り組みを行った。
お茶大の教育戦略および課題を紹介し、同時に奈良女子大との情報交換を行いたい。
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<報告>
本学の姉貴分、お茶の水女子大学(お茶大)「教育戦略」責任者である三浦さんの話題提供に続き、妹分である本学との情報交換を行った。また、現場のニーズを掘り起こすため、学生からのコメント、学外の方からのご意見もいただいた。
お茶大は、社会と学生のニーズを基に、「文理融合リベラルアーツ」を教育の重点に据えた。これは、一般教養の復活ではなく、学部入学時から院修了時までの、国立女子大の教育に関し、辿り付いた現時点での結論である。「文理融合リベラルアーツ」の目的は「学際的・国際的視野を持ち、コミュニケーションを通じて問題解決ができる実践力」を学生が身に付けることにある。専門志向のタコツボ型教育とは違う。文理融合のテーマを設定し、多面的に捉え、考える科目群を提供する。問題解決やコミュニケーションの能力も開発する。また、お茶大生が卒業・修了後、社会をリードし、革新する「出る杭」となるべく、企業等と連携し、積極的な学生支援を行っている。仕事で能力を発揮するお茶大卒が、結婚、子育ても充実できるキャリア教育を目指した。女性のライフコースの中で、専門領域をシフトさせても活躍できる能力を、「文理融合リベラルアーツ」が開発する。
三浦報告の後、元根さん(教育学・院生)と天野さん(住環境・院生)からコメントをいただいた。また、当日は、学内外の方から、鋭い貴重なご意見をいただき、有意義な研修会となった。
(
文責: 社会生活環境学専攻 社会・地域学講座 内田忠賢)
