ライフスタイル実践教育
女性を核とした健康増進と省エネにつながる生活モデルの構築


 熱中症や夏バテあるいは冷房病など不定愁訴の軽減し、無駄な冷暖房エネルギー使用の削減と健康増進に結びつく生活モデルの構築を目的とする。具体的には、暑熱環境下での、運動、睡眠、体温調節、被服や住環境など多様な側面より、女性を核とした生活視点から温熱適応のための生活モデル研究し、「無理なく、無駄なく、暑さに慣れる生活方法」を提言する。また、ヒトの本来もつ体温調節機能を十分に生かすために、暑熱耐性機能の強化プログラムを作成する。これにより、夏季の冷房依存を軽減し、暑い夏を健康に過ごしなおかつ省エネ社会に結びつく生活が可能になる。



 地球温暖化により日本の夏期の温度は年々上昇し、熱中症や夏バテなどヒトの健康阻害が増加している。一方、冷房暖房を使用した快適生活は、ヒトの体温調節機能の低下を引き起こし、熱中症、夏バテ、冷え症、頭痛など不定愁訴の増加を招いている。特に、夏の過剰な冷房使用は、都市のヒートアイランド現象や熱帯夜の一因となっている。現在、冷暖房に過度に依存しない科学的根拠に基づいた省エネで健康増進を両立する生活モデルが求められている。



 本事業の実践教育として、
1) ウォーキング教室の開催
2) 朝食プロジェクト
をおこなっている。これらの告知と報告をブログに掲載




→取組内容の詳細



基礎研究

1)汗腺活動の基礎研究
2)交感神経等への影響


応用研究

1)加齢と汗腺機能
2)室温、浴室温度と温度
3)女性と睡眠と環境温度


実践研究

1)幼児、学童向け
2)女子学生向け
3)中高年齢者向け
4)高齢者向け


情報発信
1) 公開セミナー
2) 公開シンポジウム

→取組内容の詳細

奈良女子大学 生活環境学部 生活健康学専攻 奈良女子大学