<公開講座の様子/平成30年12月 2日>

『講座名』 「多武峰談山神社の絵巻を読む」
『講 師』 千本 英史 (サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソ 言語文化学科 日本アジア言語文化学コース 教授)


『公開講座風景写真』


 桜井市と本学とは、2016年に地域活性化、地域産業の振興、人材育成の分野で連携・協力することを目的として連携協定を締結しました。その一環として、桜井市で講演会を開催しています。
 本年度は、鈴木広光社会連携センター長の挨拶の後、本学サハケレアネキヨヘ_タコヌアネキヨヨアイ・-。セ|フ衲|モホマキ。ソの千本英史教授より「多武峰談山神社の絵巻を読む」というタイトルで講演がありました。談山神社に協力いただき、電子画像化した多武峰縁起絵巻と増賀上人行業記絵巻を採り上げ、実際に画像を見ながら詳細な解説がなされました。
 今回取り上げました絵巻は、本学の学術情報センター 奈良地域関連資料画像データベース 多武峰談山神社所蔵電子画像集よりご覧いただけます。


『受講者アンケートより』


・談山神社所蔵の書物や絵巻につき画像データベース化されたことについて初めてお聞きしました。絵巻を通して、談山神社にかかわる歴史的事象が語られるなか、そこに秘められた様々な写本集の解説をいただき、私どもが普段知りえない逸話や関連のことがらを解説いただいて非常に有意義な時間をすごすことが出来たと感じました。
・談山神社が文学中心の地であったことは知りませんでした。紅葉とけまりのことしか知らず、大変良い知識を得ました。
・ネットでそんな絵巻物語りなどが自由にみられるということに驚いた。阿武山の古墳、いったことがあります。しかし、あらためて驚きました。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター