理学は、自然現象の理解、基本法則の探求を目標としており、その研究対象は、極微の世界の素粒子から広大な宇宙までの広い範囲にわたっています。この講座ではその物理学領域で加速器を用いた素粒子の実験研究に携わっている准教授宮林謙吉と、人工衛星を用いた宇宙の観測研究に携わる教授山内茂雄が、それぞれ「ビームで探る素粒子の世界 〜宇宙初期の様子を実験室に作る〜」「X線で探る高温の宇宙〜特別な眼で熱い天体を観る〜」というタイトルで、素粒子というミクロの世界と天体や宇宙というマクロの世界の研究の現状と展望をお話する講座でした。2段目左から2枚目写真は山内先生の絶賛される岩手風景写真です(山内先生は2009年に岩手大学より着任されました)。
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