<公開講座の様子/平成24年9月29日(土)>
『講座名』 正倉院のしごと 『講 師』 杉本 一樹 氏 (正倉院事務所 所長)
『講義風景写真』
講義では正倉院事務所人員構成、正倉院の倉内部の構造、班編成されたチームでの点検時のポイント、研究内容など、多くの写真をもとに説明されました。研究の視点は「それぞれの宝物をいかに永く保存するか、そのために宝物の材質などを知る」ことであると、『物が覚えている』という表現を使って話されました。できるだけ多くのものを判りやすく後世に伝えるという緊張感のある姿勢が日常業務であることを感じました。
『受講者アンケートより』
・日頃なじみのない知らない世界のことを詳しく丁寧に講義をいただき、ありがとうございました。 ・前回の「楽屋裏から見た正倉院展」で聴かせていただいた内容も併せもち、今年の正倉院展を鑑賞します。新しい発見も出来ると期待しています。 ・貴重な写真を沢山拝見させて頂き、ありがとうございました。お仕事の大変なこと、大切なことが理解できました。