<公開講座の様子/平成23年11月 5日(土)>
『講座名』 奈良きたまちの近代建築 ―住まいを訪ね歩いた取材の成果報告− 『講 師』 鈴木 遥 氏 (作家、フリー編集、ライター)
『講義風景写真』
2007年に本学大学院住環境学専攻修士課程を修了された鈴木氏は、出版社勤務を経て、現在はフリーの編集・ライターとして活躍されています。学生時代には全国120地域以上の古い町並みをまわり、奈良の町並み保存活動や建造物の記録活動にも多数携わってこられました。時代とともに変遷してきた東大寺の各門や市の土地計画によって住宅様相がどのようにかわってきたかなど、多くの写真をもとに話していただき、「近所に住んでいるけど知らなかった」といった受講生の方からの声が多く、質問がなかなか途切れませんでした。
『受講者アンケートより』
・京街道について認識を新たにしました。なかでも軒切りや曳き家について理解できた。これからも”きたまち”研究に期待しています。 ・広島からきました。「ミドリさんとカラクリ屋敷」を読みながら参りました。研究者らしく追及されるエネルギーを感じました。実際町並みを明日散策してみたいと思いました。 ・建物の外観だけでなく、住民の皆様とのコミュニケーションの濃密さが感じられました。